バージョン配布物に鮮度が要るコンテンツリストを焼き込まず、実行時に取得・調査させる
設計判断
AIツール設計
プラグイン
判断
プラグイン・パッケージ・AI スキルのようなバージョン配布物に、内容の鮮度が価値であるコンテンツリスト(定番質問集、推奨ツール一覧、トレンド依存の候補リスト)を静的に同梱すると、コンテンツの更新が配布サイクルに縛られる。リストは配布した瞬間から陳腐化が始まり、直すにはバージョンアップと全利用者への配布反映が必要になる。こうしたコンテンツは同梱せず、実行時に web 調査・API 取得で都度手に入れる設計にする。
判断基準
- 同梱してよいもの: 変化の遅い仕様・手順・判断基準(配布物自身の使い方、安定したプロトコル、設計原則)。配布サイクルと内容の変化速度が釣り合っている。
- 実行時取得にするもの: 世の中の変化を映すことが価値のリスト(例: 面談の定番質問は AI 活用質問の急増のように数年で入れ替わる)。利用者側の文脈(スキルセット・環境)でフィルタする必要があるものも、実行時のほうが最新の文脈を使える。
- 実行時取得が使えない環境へのフォールバックを設計に含める: 取得手段(web 検索など)が無いクライアントでは、モデルや実装の一般知識から暫定提示し「最新調査なしの暫定」であることを明示する。静的リストへのフォールバックは陳腐化の再導入なので選ばない。
なぜ
配布物のバージョンは「コードの互換性」の単位であって「コンテンツの鮮度」の単位ではない。両者を同じリリースに縛ると、コンテンツ更新のためだけのリリースが増えるか、更新されない古いリストが正解として配られ続けるかのどちらかになる。
検証
リストの内容が 1 年前と比べて入れ替わっているかを問う: 入れ替わるなら実行時取得、入れ替わらないなら同梱で足りる。フォールバック経路は、取得手段を無効にした状態で暫定提示と明示ラベルが出ることを確認する。