paput-harvestで過去セッションからメモ候補を作成する
paput-harvest は、Claude / Codexの過去セッションから再利用可能な知見を収穫してpending候補にするskillです。何度でも実行でき、処理済みのセッションはスキップして未処理のものだけを確認します(初回はまとめて履歴を振り返り、以降は新しいセッションだけを拾う運用になります)。
AIクライアントがローカルのセッションファイルを直接読み、処理済みセッション状態とpending候補はPaPut APIに保存されます。
この機能には、Claude CodeやCodexなどローカルファイルを読めるAIクライアントが必要です。PaPut MCP自体はローカルセッションファイルを読み取りません。
できること
- Claude / Codexセッションのうち処理済みのものを確認する
- 必要な場合だけ、AIクライアントがローカルセッションファイルを確認する
- 再利用可能な知見だけをpending候補として追加する
- 候補がない場合でも、確認済みセッションを処理済みとして記録する
使い方
Claudeでは次のskillを呼び出せます。
text
/paput-harvestCodexなどでは、次のように自然文で依頼してください。
text
paput-harvest を使って、過去セッションを確認して再利用可能な知見候補を作成してください。内部で行うこと
通常は次の流れで進みます。
paput_list_processed_sessionsで知見保存用に確認済みのセッションを取得する- AIクライアントが
~/.claude/projects/**/*.jsonlや~/.codex/sessions/**/*.jsonlなどのローカルセッションファイルを探す - 各ファイルから
source、session_id、source_session_updated_atを決める - 未処理セッションがある場合、件数と概要をユーザーへ報告する
- ユーザーが希望した場合だけ、AIクライアントが該当JSONL transcriptを直接読む
- 再利用可能で、重複や機密情報を含まない知見だけを
paput_add_knowledge_candidatesでAPI-backed pending候補に追加する - 確認したが候補を追加しないセッションは
paput_mark_processed_sessionで処理済みにする
過去セッションから候補化するときの基準
候補にできるのは、他のプロジェクトでも再利用できる技術知識、判断基準、手順です。 ツールの設定や一回限りの操作ログは候補にしませんが、AIへの仕事の渡し方やAI生成物のレビュー規律といった「AI協働の作法・スタンス」は、別のツール・別プロジェクトでも通用する形に一般化できるなら積極的に候補にします(最も希少で価値の残りやすい軸です)。
候補にしないもの:
- プロジェクト固有の仕様、画面名、業務ルール、運用手順
- 顧客情報、秘密情報、トークン、接続情報
- 具体的なコード断片やローカル環境に閉じた内容
- 単なる作業ログ、感想、採用しなかった案の履歴
- 既存メモやpending候補と実質的に重複する内容
paput-saveとの関係
paput-harvest は候補をpendingに追加するところまでを扱います。PaPut本体へメモとして保存するには、あとで paput-save を使って候補をレビューし、明示的に承認してください。
注意事項
- transcriptを読むのはAIクライアントであり、PaPut MCPではありません
- 候補はまずAPI-backed pending候補に保存され、PaPut本体のメモには直接保存されません
- 保存時には、元セッションの更新日時が利用できる場合、メモの作成日時として引き継がれます
- 重複や機密情報が疑わしい場合は、候補化せず報告するのが安全です