pinoでログを出力する際、msg フィールドの有無がDatadogの「LOG MESSAGE」表示に影響する。

pinoの動作:

• logger.error('文字列') → msg: "文字列" が自動設定
• logger.error({ key: 'value' }) → msg フィールドなし
• logger.error({ msg: '文字列', key: 'value' }) → 明示的な msg を使用
• logger.error({ key: 'value' }, '文字列') → 第2引数が msg になる

Datadogの「LOG MESSAGE」には msg フィールドの内容が表示される。msg がない場合、Datadogは他のフィールドから適当な値を選んで表示する。

構造化ログで意図したメッセージを表示するには、明示的に msg を設定:

const logMessage = `${statusCode} ${exception.constructor.name}: ${normalizedMessage}`;

const logContext = {
  msg: logMessage,  // LOG MESSAGEに表示される
  error: {
    kind: exception.constructor.name,
    message: normalizedMessage,
  },
  // その他のフィールド
};

this.logger.error(logContext);