MCP接続設定のStandard / Templatedはデータ分離ではなくendpoint URLの可変性で選ぶ
MCP接続の公開申請で固定URL型とテンプレートURL型を選ぶ基準は、利用者ごとのデータや認証情報が異なるかではなく、接続先endpoint URL自体が利用者やworkspaceごとに変わるかである。
全利用者が同じ文字列のhosted MCP endpointへ接続し、OAuth tokenやサーバー側の認可でデータを分離する構成は固定URL型にする。利用者ごとに見えるデータが違う、OAuth consentが個別に必要、tenant IDをtokenから解決するといった違いだけでは、テンプレートURL型を選ぶ理由にならない。
テンプレートURL型が必要なのは、顧客ごとに別のtenant、workspace、managed endpointがあり、管理者がhost名、path、queryなどの可変部分を設定しないと接続URLが確定しない場合である。その場合は、審査や自動検査で接続できる具体URLと、可変部分を表すtemplate URLを用意し、具体URLがtemplateへ正しく一致することを確認する。
判断手順
最初に「すべての利用者が完全に同じURLへ接続できるか」を確認する。できるなら固定URL型、顧客固有値をURLへ埋め込むことが必須ならテンプレートURL型と判断する。認証方式やmulti-tenant性だけでテンプレート型を選ぶと、不要なworkspace設定と審査用URL管理を増やす。
StandardやTemplatedなどの申請区分名、入力項目、審査要件は変更され得る。判断原則はURLの可変性に置きつつ、実際の申請時には最新の公式資料で用語と提出物を再確認する。
検証
代表的な複数利用者について、接続に使用するURL文字列を比較する。認証情報だけが異なりURLが同じなら固定型、URLの一部が利用者設定なしでは決まらないならテンプレート型である。テンプレート型では、具体URLの一致検証と実接続の両方を行う。