マルチクライアント配布のMCPサーバー応答に特定クライアント向け誘導を埋め込まない
MCP
設計判断
公開申請
判断
複数のAIクライアント(各社チャットアプリ、CLIエージェント等)へ同一のリモートMCPサーバーを配布する場合、ツール応答やオンボーディング案内のテキストに、特定クライアントの製品名や、そのクライアント固有のスキル・コマンド起動形式への誘導を埋め込まない。
理由
- ツール応答は全クライアントに同一に返るため、別クライアントのユーザーには実行不能な案内(存在しないスキル呼び出しへの誘導など)になり、体験が壊れる。
- クライアント各社のアプリストア/ディレクトリ審査は、提出メタデータだけでなくライブのサーバー応答そのものを検証する。他社クライアントへの誘導文言は競合製品への誘導と解釈され、審査上の減点や拒否理由になり得る。
判断基準
- 案内文言は「利用中のクライアントに該当機能(オンボーディング用スキル等)があればそれを使う」というクライアント中立の条件付き表現にするか、機能名を出さず会話内で完結する誘導にする。
- クライアント判別による文言の出し分けは、判別手段(User-Agent 等)がプロトコル仕様上保証されず保守コストも増えるため、中立文言で足りる限り採用しない。出し分けを検討するのは、クライアント固有機能への誘導が体験の中核になる場合に限る。
検証
- リリース前に、ツール応答・ツール説明・エラー文言・案内文をクライアント製品名で横断検索し、固有名や固有の起動形式が残っていないことを確認する。ストア審査への提出前は特に、審査側クライアントのユーザー視点で全ツールの応答を一巡する。