委譲コードレビューで指摘を4問ゲートに通し定型指摘を抑制する
コードレビュー
AI協働
運用
原則
レビュー担当(人・AIエージェント問わず)が挙げる指摘を、報告前に各指摘へ4つの問いを課して自己審査させる規律。1つでも no なら降格または破棄する。
4問
- 該当行を具体的に特定できるか
- 具体的な失敗シナリオを1つ言えるか(抽象的懸念でなく再現筋)
- 周辺コンテキスト(呼び出し元・既存ガード)を実際に読んだか
- その重大度(must/should/nit)を擁護できるか
併用する明文ルール
- 「指摘ゼロは正当な結果」と最初に宣言し、件数を作るための指摘を禁じる
- 低確度の推測・スタイルの好み・定型指摘(エラーハンドリング追加検討・マジックナンバー定数化・将来の拡張性)を書かない
- 変更していないコードへの指摘は重大なセキュリティ問題のみ。diff にない一般論は書かない。類似指摘は1件に集約
- 最後に承認可否を1行で明示させる
効果と落とし穴
AI レビュアーは放置すると網羅性を装って低確度・定型の指摘で水増ししがち。4問ゲートはこの水増しを構造的に抑える。落とし穴はゲートを厳しくしすぎて真の should-fix を nit に降格すること。重大度擁護の問いは「降格の言い訳」でなく「擁護できるなら残す」向きに読ませる。