レビューを左シフトしたら、最初のレビュー開始から最終承認までを測る
コードレビュー
AI協働
開発プロセス評価
運用
原則
レビューを計画・仕様段階へ移すと、後段のコードレビュー時間だけは短く見えても、前段レビューを含む総遅延が同じか増えていることがある。速度改善の判定では、後段だけを抜き出さず、最初の計画・仕様レビュー開始から最終コード承認までの end-to-end 壁時計を主指標にする。
計測値は二つに分ける。各レビュー段階の壁時計はボトルネック特定に使い、end-to-end 壁時計は施策全体の速度判定に使う。段階間の修正、再試行、出力形式エラーによるやり直しも end-to-end に含める。並列レビュアーの所要時間は足し算せず、開始から全結果集約までの壁時計で測る。ユーザー応答待ちは別欄に分離する。
委譲エージェントが実際に作業している待ち時間は生産的なクリティカルパスであり、すべてを損失扱いしない。一方、親が短周期で状態確認を繰り返す時間、再起動、形式不正による全量再実行は運用オーバーヘッドとして別に記録する。
改善効果は複数タスクの end-to-end 中央値と、設計起因の差し戻し数・収束ラウンド数を併記して比較する。後段の短縮だけを成功指標にすると、工程を前へ移しただけの見かけ上の高速化を成功と誤認する。