レビュー証跡は差分指紋と作業単位IDの両方へ束縛する
コードレビュー
AI協働
証跡
判断
運用
コードレビューの承認を差分指紋だけに束縛すると、計画を破棄・再作成した後でもコード差分が同一なら、旧セッションの承認イベントを新しい作業へ持ち込める。内容の同一性を表す指紋は「何をレビューしたか」を証明できても、「どの計画・承認ライフサイクルでレビューしたか」は表せない。
このため、再利用可能なレビュー帳簿は二軸で検査する。
- 内容軸: レビュー開始時、返却時、完了判定時の差分指紋が一致すること。
- 作業単位軸: 計画本文のハッシュ、作業単位ID、または作業ディレクトリの不変識別子が、プロンプト・返却結果・帳簿イベントで一致すること。
計画を supersede した場合は作業単位IDを必ず新しくし、旧IDを持つレビューイベントや人手判断の転記を帳簿検査で拒否する。検証では、同じコード差分を保ったまま旧作業のイベント一式を新作業へコピーする故意ずれ検体を用意し、非ゼロ終了になることを確認する。
適用条件は、計画の差し替え、再承認、レビューセッション継続、証跡の部分再利用を行うワークフロー。差分指紋だけで十分なのは、作業単位の意味的なライフサイクルが変わらず、旧承認の失効境界を別途持たない場合に限る。