反復レビューの指摘は個別修正せず、根本原因の閉包表で一括収束させる
コードレビュー
AI協働
プロセス改善
判断
運用
「指摘ゼロまでレビューを反復する」運用では、各指摘の文面が違っていても、同じ設計面の未定義ケースが巡回ごとに一つずつ現れることがある。個々の指摘行だけを直すと、状態遷移の別分岐、計測側、検証fixtureなど同根の投影先が残り、指摘件数は非単調に推移する。レビュー精度の問題というより、修正単位が小さすぎることが原因である。
同じ設計面が2巡続けて指摘された時点で、次のレビューへ急がず、指摘を根本原因でまとめる。根本原因ごとに、不変条件、正常・異常・部分失敗・再試行の状態遷移、入力と出力、判定コード、記録形式、集計consumer、oracle、故意ずれfixture、文書内の重複記載を閉包表へ列挙する。その表の全投影先を1バッチで補正し、相互矛盾がないことを自己確認してから全量レビューを再開する。
指摘が本当に別物かは、失敗シナリオの文章ではなく「どの不変条件が欠けていたか」で分類する。後続巡で同じ根本原因の新規指摘がゼロになったか、ラウンド別に新根本原因と既知根本原因の派生を分けて記録すると、閉包できたかを検証できる。固定ラウンド上限で品質を打ち切らず、終了条件は維持したまま巡回数を減らすための運用である。