証跡の不整合は手編集で直さず、旧単位を失効させて新単位でやり直す
開発プロセス
監査
運用
原則
レビューや監査の進行を台帳(ledger)で固定する運用では、一度合意直前まで進んだ後にスコープ変更が入ると、台帳に同種のチェックが2回存在し、固定チェッカーが重複を fail-closed で拒否する。この拒否は正しい挙動で、回避すべき障害ではない。
復旧の方針
- 証跡を手で整えない。台帳を編集して通るようにするのは、監査価値そのものを消す。
- 旧の作業単位を失効(revoke)し、修正版を新しい作業単位として登録し直す。旧レビューの承認は流用せず、新単位で独立にレビューを回す。
これが安いことを示す実例
やり直しはコストではなく検出能力として帰ってくる。実際に、新単位での独立レビューが旧レビューの見落とし(冪等記録の先行登録で再送が効かない、生成物の正本ファイルが変更マップから漏れている)を拾った。
一般化
承認済みの規範本文(設計書・計画)を後から変えたなら、承認はその時点で失効していると扱う。スコープを縮小する変更(機能を作らない判断)も同じで、「減っただけなので再レビュー不要」とはしない。